マーチンゲール投資法
マーチンゲール投資法、あるいはマーチンゲールの法則というのは
カジノのルーレット攻略法としてできた戦略であり、
ギャンブルの業界では使い古された投資法です。
日本語に言い方に変えると「追い上げ」とも呼ばれ、
その名の通り、的中するまで資金を増額して賭け続けるというテクニックです。
以下はもっともオーソドックスなマーチンゲールの収支表です。
倍率が2倍(回収率が200%)の場合、不的中のたびに投資額をきっちり2倍にしていきます。
投資額は100円で設定。この公式で続けると、
的中した時にはそれまでの投資額を全て回収して、必ず+100円となります。
投資回数 | 投資額 | 不的中時の 累積損失 |
的中時の利益 |
1 | 100 | -100 | +100 |
2 | 200 | -300 | +100 |
3 | 400 | -700 | +100 |
4 | 800 | -1,500 | +100 |
5 | 1,600 | -3,100 | +100 |
6 | 3,200 | -6,300 | +100 |
7 | 6,400 | -12,700 | +100 |
8 | 12,800 | -25,500 | +100 |
9 | 25,600 | -51,100 | +100 |
10 | 51,200 | -102,300 | +100 |
カジノのルーレットの赤、黒を予想する賭け方はオッズが2倍なので、
どこかのタイミングで的中すればこの表の通りの結果となるわけです。
もちろん、競馬でマーチンゲールを使っても倍率が2倍なら同じです。
ただ、日本の競馬の場合は投票後にオッズの変動がありますので、
表とは若干金額の違いが生まれるかもしれません。
マーチンゲール投資法は競馬でも広く活用されているテクニック。
しかし、表を見ての通り、連敗のたびにマイナスが増え続けるという最大のリスクを持っています。
100円でスタートしても、10連続不的中なら累積10万超のマイナス(怖)
なので、必ずどこかで追い上げをやめる損切り線を設けてください。
競馬で具体的に使うのなら、現時点の自分の予想力
あるいは使っている的中予想サービスの回収率と倍率のデータを取って
最初の投票額をいくらにするのかと最大何回まで追い上げるのかを
あらかじめ決めておくことが重要です。(どちらも資金次第)
オッズは馬連、馬単、三連複など何でも使えます。
250%以上の回収率の予想を、5レースに1回的中させる(勝率20%)
200%以上の回収率の予想を、4レースに1回的中させる(勝率25%)
このように、回収率と的中率のバランスを分析し、
マーチンゲールが使えるかどうか見極めることが重要。
とにかく情報収集と統計で予想の見込みを立てながら使ってください。